ARビギナーコース
ARビギナーコースは、プログラミング未経験の方やUnity初心者を対象に、
Unityを用いたARアプリ開発の基礎を学ぶことが出来るエントリーコースです。
ARアプリ開発の技術を学びたい人はもちろん、プロデューサー、ディレクターの方にもオススメの内容です
注目が集まるAR技術
AR技術はAppleやGoogleをはじめ、多くのIT企業がAR技術の開発に力を注いでいます。日本でも携帯キャリアを中心にAR技術を使ったスマートグラスの開発会社に出資や業務提携を結ぶなど、スマートフォンに代わる次世代デバイス技術として多いに注目されている技術です。VRプロフェッショナルアカデミーでは最新のARアプリ開発技術が学べる環境を用意しており、様々な問題を解決するためのコンテンツを生み出す人を増やすためのコースを提供しています。

活用事例紹介
【検証】家具・大型機器設置、内装シミュレーション
寸法だけではイメージが難しい家具や大型機器といった製品を、自宅や工場に設置した際の大きさの検証をAR空間上でシミュレーションすることが出来ます。また、新規でオープンするショップや既存店舗のリニューアル等といったケースにおいても、実際に商品を購入する前に事前にAR空間上で検証することで、コストとスピードを意識した検証を行うことが出来ます。
【ショッピング】AR機能搭載モバイルEコマースアプリ
今まで画像や動画でしか説明出来なかった商品の特徴をAR技術を用いることで立体的に且つリアルに商品の特徴をPRすることが出来ます。これにより今までに表現出来なかった実際の大きさや、顧客体験を低卿することが出来るようになります。
【教育】AR授業
科学や数学といった、今までの教科書の中で説明していた3次元上の世界を、AR技術を使うことで3次元的に、より直感的に理解するのを促進することが出来ます。また、ARコンテンツの中にインタラクティブな機能を実装することで、受動的ではない、アクティブ・ラーニングとしての学習に期待が持たれています
今までにこんな方が受講しています。
- 自動車会社のエンジニア > 自社で開発しているシステムをAR上で表示したい
- 電気メーカーの研究員 > 最新のAR開発技術について知見を得たい
- 携帯電話会社の新規事業担当者 > ベンダーに開発を依頼するために開発知識を身に着けたい
- 介護施設の指導員 > 施術者のためのトレーニングアプリの開発がしたい
- 大学の職員 >AR技術を用いた新しい教育手法を作りたい
スクーリング受講・オンライン受講が選択出来る
直接会場に行くスクーリング受講だけでなく、Zoomを利用したオンライン受講が選択可能です。 授業終了後に自由に質問が出来る時間を用意。授業中に質問出来なかった内容等を気軽に質問することが出来ます。

Copyright ©2020 Zoom Video Communications, Inc. All rights reserved.
ARビギナーの特徴
ARビギナーコースはARアプリ開発の概要と基礎を効率よく学習するために下記環境を用意しています。
プロによる講義

VR開発の第一線で活躍している現役VR開発者が講師。技術の進化が早いVR技術において常に最新の技術を学ぶことが出来ます。
仮想プロジェクト学習

ビジネスユースを意識した仮想プロジェクトによる学習で、実際のVR技術の利用や応用例についても合わせて学習することが出来ます。
オンラインサポート

受講期間中はグループウェアを用いたオンラインサポートを用意。授業日以外の学習に関する質問に講師がサポートする体制を用意しています。
学習内容一部紹介
ARアプリ最前線、最新のAR技術とコンテンツ開発事例紹介

現在のAR技術はどこまで進化し、活用されているのか。最新のAR技術からそれらの技術を使った最新コンテンツ開発事例、そして制作ワークフローについて学習します
主に学習する要素
●様々なAR機能
●AR事例紹介
●様々なARアプリ開発環境
●ARアプリ制作ワークフロー
●AR事例紹介
●様々なARアプリ開発環境
●ARアプリ制作ワークフロー
Unityを利用したiOS/Android両対応のARアプリ開発の方法

複数のプラットフォームへビルドが可能なゲームエンジン、Unityが開発するARFoundationを使ったiOS/Android両対応のARアプリの開発方法について学習します
主に学習する要素
●Unityビルド環境の構築
●AR Foundationの利用方法
●平面検出処理
●3DObjectの表示
●AR Foundationの利用方法
●平面検出処理
●3DObjectの表示
制作プロジェクト①「ARで“飛び出す絵本”アプリを作ってみよう」

ARの画像認識技術を用いることで、特定の画像を認識したらそこに絵本の世界が立体となって出現する。子供向けのARアプリの制作に挑戦します。
主に学習する要素
●ImageTargetの利用
●イメージマーカーの設定方法
●トラッキング方法の設定について
●アニメーション処理
●イメージマーカーの設定方法
●トラッキング方法の設定について
●アニメーション処理
制作プロジェクト②「ARドローンを飛ばしてみよう」

空間を認識して、空間をCGのドローンを飛ばして仮想運転シミュレートが出来る。そのような”安全にドローンの運転が練習出来る”をコンセプトをイメージしたプロトタイプコンテンツの制作に挑戦します。
主に学習する要素
●PlaneManager機能の理解
●コントローラーUIの作成
●画面タップによる入出力処理の実装
●Rayの利用
●コントローラーUIの作成
●画面タップによる入出力処理の実装
●Rayの利用
制作プロジェクト③「ARを使って顔認識機能を活用したエフェクト表示をしてみよう」

AR機能を利用して目や口を認識してそこにCGを表示したりエフェクトを表示するアプリの作成に挑戦します。またこれらの顔認識技術を使った最新事例等についても合わせて学習します
主に学習する要素
●FaceTraking概要
●FaceTrakingの実装
●FaceTrakingの実装
※学習内容は変更になる場合があります。
ゴールイメージ
- ●ARを使った様々なプロジェクト制作を経験出来る
- ●Unityを利用したARアプリの開発方法を学べる
- ●現場のプロによる最新開発スキルが学べる
- ●自分で考えたオリジナルコンテンツのプロトレベルの作品が作れるようになる
前回のカリキュラム
▼スクロールしてご覧ください
回 | 日付 | テーマ | 内容 |
---|---|---|---|
1 | 10/11 | ARアプリ制作ワークフロー Unityコンテンツ制作基礎 | ■ARアプリ制作ワークフロー ・ARアプリ開発最新事例紹介 ・ARアプリ制作ワークフロー ■Unityコンテンツ制作基礎 ・Unityスマホ向けビルド環境構築 ・Unityエディタ操作 ・コンポーネント指向の理解 ・物理処理の実装方法と操作 |
2 | 10/18 | ARビリヤードゲームを作ってみよう | ■Unity基本機能の学習 ・プレハブ機能の使い方 ・Materialの設定 ・Rigidbodyのスクリプト操作 ・シンプルなInput処理の作成 ■AR機能実装 ・ARFoundationのインポート方法 ・シンプルなAR処理の実装方法 ・スマホアプリとしてビルド |
3 | 10/25 | ARで飛び出す絵本アプリを作ってみようPart1 | ■AR Foundationについて ・AR Foundationとは ・AR Foundationの基本設計の理解 ・ARKit, ARCoreとの関連性 ■画像認識 ・画像認識機能とは ・マーカー画像の登録方法 ・正確にARを表示するためのポイント ・マーカーを用いてプレハブを表示する方法 |
4 | 11/01 | ARで飛び出す絵本アプリを作ってみようPart2 | ■Unity入力処理の実装 ・Input処理とは ・スマホのタップを検知する方法 ■少し複雑な画像認識処理 ・スクリプトによる画像認識の操作方法 ・マーカーの検知・非検知の検出方法 ・複数のマーカーとオブジェクトを紐付けする方法 |
5 | 11/08 | ARでドローンを飛ばしてみようPart1 | ■AR平面認識 ・ARPlaneManagerについて ・ARPlaneを用いたプロシージャルなCGの表示方法 ・平面認識を用いて一定空間を検出したらそこにCGを表示する方法 |
6 | 11/15 | ARでドローンを飛ばしてみようPart2 | ■バーチャルパッドの実装 ・UnityでUIを作成する方法 ・スマホアプリ上にバーチャルパッドを表示する方法 ・バーチャルパッドの入力情報を元にオブジェクトを操作する方法 |
7 | 11/22 | ARを使って顔認識機能を活用したエフェクト表示をしてみよう | ■顔認識機能 ・ARFoundationを用いた顔認識実装の特徴 ・ARKit, ARCoreで表現出来る範囲の違い ・iOS向け顔認識機能の実装方法 ・Android向け顔認識の実装方法 ・認識した顔にエフェクトを重ねて表示する方法 |
8 | 11/29 | ARで点群認識を表示してみよう | ■点群認識とは ・ARの点群認識機能の紹介 ・平面認識との違い ■点群認識の利用 ・点群認識した結果をアプリ上に表示する方法 ・点群情報を用いて距離を計測する方法 |
※学習内容は変更になる場合があります。
コース概要
期間 | 前半9回:2021/4/10(土)~6/05(土) 後半12回:2021/6/13(日)~9/05(日) 合計21回 |
---|---|
時間 | 13:30~16:30(3時間) |
受講方法 |
スクーリング、またはオンラインを選択 |
対象者 | Unity初心者 プログラミング未経験者 |
定員 | 20名 |
入学金 | 50,000円 |
受講料 | 〈一括払い〉248,000円 学生198,000円 〈分割支払〉一般:月々5万円~ / 学生:月々4万円~ |
準備物 |
※PC、またはMac(Corei5以上 メモリ8GB以上) ・iPhoneの場合:必ずMacをご用意ください ・Andoroidの場合;MacまたはPCいずれかの環境をご用意ください。 ※ARCore、またはARKitが動作するスマートフォン ・iPhoneの場合:6S以上。 Androidの場合、 ・Androidの場合:下記URLのアプリ「AR Core Elements」が実行可能である端末 https://play.google.com/store/apps/details?id=com.google.ar.unity.ddelements&hl=ja |
※上記料金には消費税が含まれていません。
ブロックチェーンベース修了証明書
VRプロフェッショナルアカデミー修了時にはBlockcerts準拠のブロックチェーン証明書による修了証明書が授与されます。
「Blockcerts」はマサチューセッツ工科大学(MIT)のメディアラボとLearning Machine社(現在はHyland社傘下)との共同開発で生まれ、2017年10月にはBlockcertsを利用し、一部の学生にブロックチェーンベースの学位証明書が導入されています。
「Blockcerts」を利用したブロックチェーン卒業証明書では、Blockcerts Walletと呼ばれるアプリケーションを利用しており、生徒や卒業生はiOSおよびAndroidで、自身の学位証明情報や卒業証書を簡単に管理できるようになりました。
「Blockcerts」はマサチューセッツ工科大学(MIT)のメディアラボとLearning Machine社(現在はHyland社傘下)との共同開発で生まれ、2017年10月にはBlockcertsを利用し、一部の学生にブロックチェーンベースの学位証明書が導入されています。
「Blockcerts」を利用したブロックチェーン卒業証明書では、Blockcerts Walletと呼ばれるアプリケーションを利用しており、生徒や卒業生はiOSおよびAndroidで、自身の学位証明情報や卒業証書を簡単に管理できるようになりました。

以下の教育機関がBlockcertsによる卒業証明書の発行を開始しています。 ・ハーバード大学(アメリカ) ・ニューメキシコ州立大学(アメリカ) ・メルボルン大学(オーストラリア) ・マルタ大学(マルタ共和国) ・バーレーン大学(バーレーン) ・香港科学技術大学(香港) ・バーミンガム大学(イギリス) その他にも、世界中の教育機関がBlockcertsによる学位証明の提供や、実証実験を進めています。 日本でも2018年に経済産業省が、文部科学省と共同でBlockcertsの教育機関への利用を発表しており、ブロックチェーン学位証明書を提供するための取り組みを行っています。