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本当にわくわくするチャンスは人生でそう何度もあることではない!

2020/12/25

 

 

こんにちは。VRプロフェッショナルアカデミーの就職担当の小柳です。今回は卒業生インタビューをお送りします。今回のゲストは第5期VRアドバンスコースを受講した在原さんです!在原さんの就職1年後の現在の仕事とVRアカデミーで学んだことについてインタビューを行いました。併せて、在原さんの上司である池田部長にも在原さんの仕事ぶりや会社の業務紹介をしていただきました。

 

 

在原さんのプロフィール  >>> 

東京大学経済学部卒業後、VR/ARエンジニアとして活躍することを目標にVRプロフェッショナルアカデミーに入学。アカデミー卒業後早々に株式会社インフォマティクスに入社。現在はXRエンジニアとして活躍中。

 

目次

|3つのXR開発プロジェクトに関わっています

ー現在のお仕事内容についてお教え下さい

在原さん:現在は主に3つのプロジェクトに関わっています。

一つ目はHoloLensとプロジェクターを組み合わせたプロジェクションマッピングです。HoloLensだと被っている人しか映像が見えず大人数で作業するときに不便なので、プロジェクターと組み合わせることでHoloLensを被っていない人にもAR映像を見られるようにしています。

二つ目は透過型ディスプレイを用い、土木工事作業に必要な情報をフロントガラスにAR表示するプロジェクトです。Pythonでの画像認識技術によりオペレータの目の位置をトラッキングし、オペレーターが見ている工事現場に正しく合うように図面等をAR表示します。

三つ目は工場など屋内での位置検出技術です。GPSを用い位置を把握できる屋外に対し屋内ではGPSが使用できないので、SwiftでのQRコード認識技術を用いることで屋内での位置検出を行っています。

 

現役エンジニアの講師から最新のスキルを学べる環境が良かった

VRプロフェッショナルアカデミーで学んで良かったことは何ですか?

在原さん:まず一番良かったことは、アカデミーのコースを通じてVR/ARに関する専門技術を学べたことです。 VR/ARの分野は現状AIの分野などと比べてもまだまだ書籍が充実しておらず、また先端技術のためネットでの情報も古くなっていたりするので、実務でVR/AR開発をしている現役エンジニアの講師から最新のスキルを学んだり質問できる環境はとても貴重でした。 また、アカデミーを卒業した後も卒業生が入れるコミュニティがあり繋がりを持つことができるので、VR/AR業界の様々な情報交換や技術的相談ができるのも魅力だと思います。

Unity Certified Programmerの資格を目指すのはオススメ

入社前までに学んでおけば良かったと感じていることはありますか?

在原さん:自分自身の経験を振り返ると、Unity公式の資格であるUnity Certified Programmer(Unity認定試験プログラマー)の資格をアカデミー在学中に取得したことは良かったと思います。 Unity Certified ProgrammerはUnityの中級資格で、コーディングからアートパイプライン、パフォーマンスの最適化までUnityの機能に関して広範な知識が要求されます。業務でUnityを使う際もそもそも前提となる知識がなければ適切な解決策を思いつくことはできないと思うので、資格を取得するぐらいの幅広い知識を持っておくことは業務にも役立ちます。 試験費用の高さはありますが、ネットにある試験用の学習教材をやるだけでもすごく勉強になると思うので、Unity Certified Programmerの資格取得を目指してみるのはおすすめです。

※写真左事業開発部池田部長、写真右在原さん

|社会に価値を提供できるようなXRサービスを作りたい

将来はどのようなエンジニアを目指していますか?

在原さん:私はもともと文系出身でVRプロフェッショナルアカデミーに入るまでプログラミング経験もほとんどありませんでした。入社してからも1年経ったばかりでまだまだエンジニアとしては未熟なので、あと2・3年間はXR分野だけでなくAIやIoT、コンピュータサイエンスの分野も、そしてプログラミング言語もC#だけではなくPythonやSwiftなど幅広く学び、技術者としての裾野を広げていきたいです。 その頃には5Gの普及やXRハードウェアの利便性・高機能化が進み、事業を生み出しやすい環境が整うと考えられるので、将来は社会の多くの人に価値を提供できるようなXRサービスを生み出すエンジニアになりたいと思っています。

※写真左事業開発部池田部長、写真右在原さん

本当にわくわくするような業界に関われるチャンスというのは人生でそう何度もあることではない

VRエンジニアを目指す人へのメッセージをお願いします

在原さん:VR/ARはパソコン・スマートフォンに続く第三のデバイスと言われ、また内閣府が今年1月、XRなどのテクノロジーによって「2050年までに人が身体、脳、空間、時間の制約から解放された社会を実現する」というムーンショット目標を掲げるなど、VR/ARという分野はこれから間違いなく長期間にわたって市場が成長していく数少ないフロンティアです。 こういう本当にわくわくするような業界に関われるチャンスというのは人生でそう何度もあることではないので、興味を持った方はぜひVR/AR業界に飛び込んでみてもらえたらなと思います。

※写真左事業開発部池田部長、写真右在原さん

いち早くMR製品の開発に取り組み世界でも稀少なMRPPゴールドの称号をいただいきました

株式会社インフォマティクスについてご紹介ください:

池田部長:弊社は1981年に建設向けCADシステムの販売会社として誕生しました。1995年から地理情報システム(GIS)をランナップに加え、今ではGISが弊社の中核事業になりました。一方でCADで培った技術はAR/VRに活用され、更にHoloLensの発表がきっかけになり、弊社もいち早くMR製品の開発に取り組みMRPPの先駆けとして認定を受けております。最近ではMRに関する技術力、販売力など総合的な取り組みが評価され、世界でも稀少なMRPPゴールドの称号をいただいきました

 

建設・土木・エンジニアリング分野(AEC)を中心に、弊社のGyroEyeは100社、HoloLensにして300端末が業務で活用されています

今後力を入れていく事業領域についてお聞かせください

池田部長:建設・土木・エンジニアリング分野(AEC)を中心にGyroEyeは100社、HoloLensにして300端末が業務で活用されております。一方で弊社のGIS関連のユーザーは官公庁・地方自治体など公共系での利用が比較的多くございます。今後はAEC以外の分野でもxRの活用が進むよう、お客様のご意見を賜り製品開発に取り組んで参ります。

過去40年に渡る空間情報を扱う専業のSI会社として、今後もお客様の業務や課題が改善できるソリューションを提供

AR/VR/MR(XR)の取組みと今後について:

池田部長:おかげさまでGyroEyeブランドを認知していただき、それがきっかけとなってHoloLens以外のデバイスを想定した業務や、AEC以外の分野からお声がけをいただくことも飛躍的に増えております。いずれにしても過去40年に渡る空間情報を扱う専業のSI会社として、今後もお客様の業務や課題が改善できるソリューションを提供して参ります。

※写真左事業開発部池田部長、写真右在原さん

|入社してまもなく実案件を担当!スピード感を持って積極的に新しい技術に取り組んでいます!

在原さんのお仕事ぶりについてお聞かせください

池田部長:彼には入社してまもなく実案件を担当してもらいました。OJTと言えば聞こえが良いですが、スピード感を持って積極的に新しい技術に取り組んでもらいたい、という思いは在原だけに限った事ではありません。彼がVRプロフェッショナルアカデミーで得た経験と知識は、弊社とお客様の実際の業務に活かされています。

|お客様にも価値と満足を提供する、そのことにも喜びを感じる事ができる人材

貴社で今後必要とする人材エンジニア像についてお聞かせください

池田部長:真面目で優秀な人物はもちろんですが、前向きで素直で好奇心が旺盛な人物が好ましいと思います。アイデアを形にする仕事は自己満足も大事ですし、お客様にも価値と満足を提供する、そのことにも喜びを感じる事ができる、更には事業として収益も合わせて考える事ができれば完璧です。

 

<インタヴュー後記>

在原さんは、在学中平日の空き時間を利用して、Unity公式の認定資格であるUnity Certified Programmer(Unity認定試験プログラマー)の資格を取得したことは素晴らしいかったと思います。授業と並行してオンラインビデオ教材を活用して約6ヶ月間学習したそうです。アカデミーでは、エキスパートコースの受講生のひとつの大きなマイルストーンとして、このUnity公式の認定資格取得をおすすめしています。
インフォマティクスさんは、Microsoft社のMixedReality認定パートナーのゴールドに今年認定され日本のMR開発のトップランナーです。
在原さんの活躍がインフォマティクスさんのXRプロジェクトの成長の要になりつつあることが充分感じるインタヴューでした!今後の在原さんの更なる成長を楽しみにしております。

<おわりに>

VRアカデミーは、VRコンテンツ開発企業に就職・転職を目指す方を支援しています。また、それ以外にも現状の会社内でのキャリアアップや新規事業の開発、更に個人的な趣味としての受講もOKです!VRのオリジナルソフトを制作したいという方は、是非VRアカデミーへの入学をオススメします。是非VRプロフェッショナルアカデミーに入学して、誰もがアッと驚くオリジナルのVRソフトを一緒に作ってみませんか!