アカデミーブログ
【受講生インタビュー】VRはゲームだけじゃない!新たな道が開けた3ヶ月間
2017/07/06
今回はVRプロフェッショナルアカデミーのVRエンジニアコースを受講された秋山 真範さんにインタビューをしました。VRエンジニアコースを受講されて何が学べたのか、
何か変化したことはあるのかお話をお伺いしました。
秋山 真範 20歳。公立大学法人会津大学 コンピューター理工学部 学部3年。日本初のコンピューター専門大学でコンピューター技術を学ぶ傍ら、大学内にVR部を設立。部で開発したコンテンツを地域のイベントに出展するなど精力的に活動中。さらなるVR技術を獲得するためにVRアカデミーのVRエンジニアコースを受講した。
目次
VRのきっかけはゲームの主人公になりたかったから
はじめに秋山さんがVRに興味を持たれたきっかけは何だったのでしょうか?
私が初めてVRという言葉を知ったのは中学一年生のときです。小さい頃からゲームが大好きでその時は毎日8時間くらいずっとゲームをやっていたんです。そのうちゲームをプレイしたいという気持ちからゲームの主人公になりたいと思うようになってきて、どんどんそういったイメージが膨らむようになってきたのです。
それがVRに興味を持つきっかけに?
はい。丁度そんな悶々とした日々が続いてた時に、たまたまネット掲示板のオススメ記事を見ていたら見つけたんです。「Oculusを使うとゲーム世界に入れるぞ」、みたいな記事を。なのでそのときに初めて知ったんです。VRって言う言葉をですね。この機械を使えばゲームの主人公になれるんじゃないか?そう思い始めたのが後にVRの世界にハマるきっかけになったんだと思います。

独学でVRコンテンツを開発する難しさ
実際に自身でVRを開発するようになって何か感じたことはありますか?
はい。私はVRアカデミーに入学する前から実際にVRコンテンツの開発を始めたわけなのですが、やっぱりVRコンテンツを作るのは楽しいです。おそらくこういったモノづくりをする人たちは大概妄想すると思うんですけど、その妄想が実際に形になったときが凄い嬉しくて楽しいです。
逆に大変だったことはありますか?
それはやっぱり一人で開発するのは限度があるということですかね。例えばとあるゲームをやっているときにゲーム中のエフェクトシーンを見て「これカッコいい!」と思いVRに組み込んでみるんです。でもそれがVRの中だと全然カッコよくない。その時はなんでカッコ悪いのか原因もよくわからなかったし、相談出来る人も周りにいない。そういった意味では一人で開発するのは辛いしモチベーションという意味でもあまり良くなかったと思っています。

現場のプロの声が聞けることが嬉しい
では実際にVRエンジニアコースを受講してみて如何だったでしょうか?
VRエンジニアコースは講師の人が全員現役のプロの方たちで、実際につくっている人たちのノウハウや役立つ知識が聞くことが出来て凄く勉強になりました。しかも教える範囲が凄く広いので、初めはまったく興味の無かった分野が実はVRコンテンツ作る上で大事な要素であることが知れたり。例えばアカデミーを受講する前まではカメラの切り替え処理などは何もせずそのままだったりしたのですが、そういった処理だとVR酔いしてしまうから必ずフェードのような処理をかませたほうがいいなど以前の私だったら一切気にも留めないような視点を気が付かせてくれたのは非常にためになりました。


様々なVRに挑戦していくエンジニアに
3ヶ月間の学習で何か自身に変化はありましたか?
冒頭でも申し上げた通り、私はゲームが大好きでVRを勉強する際もずっとゲームに関係したことばかりやっていたのですが、VRエンジニアコースを受講したら実に様々なVRコンテンツが有ることに気が付きました。今はVRの実験的なコンテンツの作成にトライしてみたいと考えています。最後にVRエンジニアを目指す皆様にメッセージを。
VRは作るのも大事ですけれどVRコンテンツを遊ぶのも重要だと思います。例えばViveを手に入れたら “The Lab” をやってほしい。あの弓矢は感動します。
逆に反面教師として見るのもありかと思います。例えばとあるゾンビゲームなんですけど、それをプレイした時怖いのは追いかけられるまでで、攻撃されたあとがまったく怖くない。それがどうして怖くないのか考えてみるのも重要だと思っています。
ですのでVRエンジニアを目指す人は様々なVRコンテンツを体験してみてください!