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【イベントレポート】第11回XRハッカソン (Part2)

2022/07/01

はじめまして。VRアカデミーTAの山下です。

今回は、恒例イベント「XRハッカソン」についてのブログPart2です。前回の記事はこちら

本記事では、主に発表までの開発期間(2週間)の流れや様子、受賞結果についてお伝えします。VRアカデミーの受講生がどのようにがんばって活動されているか、知ってもらえると幸いです。

 

◆XRハッカソンとは?

XRハッカソンは、受講から3か月目に行われる恒例イベントです。企業様から頂いたテーマを解決するためのXRコンテンツを、わずか2週間(!)で開発します。

 

ハッカソンの大きな目的は、「実践を通して、チーム開発で必要なスキルを学び習得する」です。VRアカデミーでは受講生の皆さん個人の技術向上に加え、チーム開発力の向上も重視しています。実際の開発案件ではチームで開発するのが当たり前であるためです。

この他にも、普段は会わない受講生同士で交流することで横のつながりを作ったり、受講三か月が経過した時点での自分の実力を把握する機会としても活用してもらいたいと考えています。

 

ハッカソン参加は強制ではなく任意参加です。事前連絡頂ければ辞退することも可能です。とはいえ、ほぼ全ての方が参加されています。

 

◆テーマ発表~開発まで

■テーマ&チーム発表

ハッカソン初日は、今回のテーマとチームが発表されます。今回のテーマは、平和不動産株式会社様から頂いた、「日本橋兜町茅場町エリア活性化プロジェクトにおけるVR・ARを活用したエリアマネジメントについて」です。歴史ある日本橋兜町茅場町エリアを活性化させるためのXRコンテンツを企画・開発します。

 

今回のチームは11チーム(VRで8チーム、ARで3チーム)となりました。各チームはビギナー/エキスパート/総合コースの混同です。年齢や住んでる場所、スキルレベルもバラバラな状態で、まずはお互いを知ることからスタートとなります。

またハッカソンの活動は、基本的にすべてチーム主導で進めてもらいます。講師やTAはもちろんサポートしますが、なるべく自チームで解決するよう促します。

 

■企画 

まずは、今回のテーマを解決するために、何を作るのか企画します。

テーマを踏まえて、誰どんな課題を、どのように解決するか、アイデアをチームで共有して考えてきます。

チームコミュニケーションはZoomやSlackでやりとりしますが、中には、直接現地で集まって交流&調査される方も。

 

↑ Googleドライブ等でスプレットシートを共有し、各自のアイデアを書き込む

 

↑ 兜町エリアの代表的なオフィスビル「KABUTO ONE」の現地調査

 

 

企画がある程度固まったら、具体的なコンテンツや役割分担、スケジュールを具体的に考えていきます。

具体的にコンテンツを考えるときは、シナリオ図やポンチ絵などを積極的に使って、チームの意識合わせを行うチームが多いです。

 

↑ シナリオの流れ図

 

↑ 作りたいコンテンツの概要図

 

さらに短期間で開発するからこそ、何をどこまで作ることができるかを定期的に見直すために、スケジュール管理も重要です。

ガントチャートを作って役割とスケジュールを管理していきます。

 

↑ ガントチャート

 

■開発

企画やスケジュールが決まったら、いよいよ実際にコンテンツを開発していきます。

開発では、プログラミングはもちろんですが、その他にもCGモデルを制作するためのモデリングや素材集め、プレゼンするためのシナリオや発表資料の作成も必要です。そのためプログラミングやUnityの経験が浅い方でも、それぞれの得意分野やチャレンジしたいことを踏まえて、様々な役割で活躍することができます。また、ミーティングも頻繁に行います。進捗や成果物の共有をするだけでなく、個人が直面している問題を、お互いに助け合って早期に解決するためです。

 

↑ 上手く動かないプログラムを共有。その後チームメンバーからSlackでアドバイスをもらって解決

 

◆発表日

最終日は、最終調整をしてプレゼンに臨みます。詳細な様子は前回記事も参照ください。

最終調整では、残った問題の解決や微調整を行い、アプリケーションを完成させて提出します。その後は全チームでプレゼンを行い、終了となります。

 

↑ 技術レベルの高いネットワークの実装で問題発生。この日はTAも全力サポート

 

 

↑ VRデバイスのスペックできれいなCGを表現するため、最後まで微調整を繰り返す

 

プレゼン後はみんなで記念撮影

 

◆審査発表

ハッカソン最終日から1週間後の6月25日、審査発表が行われ、3つの受賞作品が選ばれました。

■Teacher賞

VRアカデミーのTA陣の投票により選定される賞です。今回は、チームGのVR作品「VR脱出ゲーム 兜町を楽しもう」が受賞。コンテンツのボリュームと完成度の高さが評価されての受賞となりました。

 


 

 

■審査員賞

プロの審査員により選定される賞です。今回は、チームIのAR作品「ARによるKABUTO ONEの再価値化」が受賞。作品のクオリティはもちろん、非常に高いプレゼン力が受賞の決め手となりました。


 

■平和不動産賞

テーマを提供頂いた平和不動産株式会社様により選定される賞です。今回は、チームKのAR作品「かぶかやAR散歩アプリ」が受賞。誰でも身近に使うことができ、エリア認知度向上に一番貢献できる点が評価されての受賞となりました。


 

 

◆まとめ

授賞式が終わり、第11回ハッカソンも無事幕を閉じました。全12チームが作品を提出させるという大成功のイベントとなりました。受講生の皆様には、チームで1つの目的に向かって協力してコンテンツを作り上げるという活動を通して、その難しさや楽しさを感じてもらえたらとても嬉しいです。

次に待っているのはVRフェスです。今回気づいた自身の得意分野や改善点を活かせるよう、後半の授業や作品制作を頑張っていきましょう!

※VRフェスは各コースの受講生によって作られた修了作品を展示するイベントです。今回のような授賞式もあります。

 

◆おわりに

VRアカデミーはVRコンテンツ開発企業に就職・転職を目指す方を支援しています。また、それ以外にも社内でのキャリアアップや新規事業の開発、個人的な趣味としての受講にも最適です。

様々なバックグラウンド・年齢層の方が受講されており、かつオンラインからでも受講できます。まずはお気軽にオープンキャンパスや説明会に参加してください。お待ちしています!