どうも！VRアカデミーTAの上田です！

今回は２０２３年１２月１４日(土)に開催した第１４回XRハッカソンのレポートをします！

◆XRハッカソンの目的

VRアカデミーでは生徒さんにチーム開発の大変さを知ってもらうことを目的に、

毎期(半年)1度、ハッカソンというイベントを行っています。

 

◾️そもそもハッカソンとは？

ハッカソンとは、主にソフトウェア開発におけるエンジニアやデザイナー、プログラマーなどが集まり、一定期間集中的にアプリケーションやシステムなどを開発するイベントのことです。ハッカソンでは、参加者がチームを結成して意見やアイデアを出し合い、あらかじめ決められたテーマにそって開発を進め、その成果を競い合います。

(引用：NECソリューションイノベータ )

 

第１４回XRハッカソンのお題はなんと小田急電鉄さんからいただきました！

 

今回、生徒さんが２週間かけて取り組んだハッカソンのお題は、、、

「NEUUのXR体験ゾーンをレトロな『あそび』で拡張しよう！」です。

 

※NEUUとは小田急電鉄さんが新宿で運営しているXR体験施設です。

　VR映画やXRコンテンツを体験することができます！

　詳しくはこちら⇒ https://neuu.jp/

◆お題発表から発表当日までの２週間

◾️目的を持ったチーム編成

VRアカデミーにはベーシックコースとエキスパートコースの２つのコースが設けられています。

今回のXRハッカソンでは、生徒さんたちはVRで６チーム、ARで３チームの計９つのチームに分かれてもらいました。

※期間、時間は１５期の情報です。ARコースもあります。
　１５期全コースが掲載されているURLはこちら⇒ https://vracademy.jp/guidelines/

 

ベーシックコースとエキスパートコースの生徒さんを混合させる構成にすることで、ベーシックコースの生徒さんがエキスパートコースの生徒さんから学ぶ機会を得られます。

また、エキスパートコースの生徒さんがベーシックコースの生徒さんと協力することで初心を忘れないようにするという目的もあります。

 

◾️ほぼ毎日打ち合わせ！

授業中にお題が発表されて間もなく、教室内から「今晩、打ち合わせできますか？」というやる気に満ち溢れる声が大多数のチームから上がっていました。

それからいくつかのチームの動向を観察していましたが、どのチームも２週間ほぼ毎日打ち合わせやメッセージのやり取りをしていました。

どんなコミュニケーションを取っていたのかを以下で解説していきます！

 

◾️アイデア出し

XR化したら面白いレトロな『あそび』とは何か？をブレインストーミングして、アイデアをどんどん出していました。

みんながアイデアを共有しやすい空気を作るために、まずはメンバーの意見を否定しないように意識することが大切です！

 

◾️進捗管理

何を作るのかが固まったら開発スケジュールを組みます。

GoogleスプレッドシートやMiroを使って、何ができていて、何できていないかが一目でわかるように管理されていました！

生徒の皆さんは今まで知らなかった便利なツールでも積極的に使い、効率よく作業しようと工夫していたのがとても印象的でした！

さすがXRを学びにきているVRアカデミーの生徒さん！新しいものへの適用能力が高い！！

 

◾️ぶつかった壁

ベーシックコースの中には、プログラミングを始めて２週間の人も多くいらっしゃいます。

そのため、GitHubの使い方がわからなかったり、開発に付いていけず、他メンバーに迷惑をかけたくない気持ちが先行したりして、逃げ出したくなった時もあった方もいらっしゃったのではないかと思います。

しかし、参加した皆さんは、最後まで積極的に自分ができることを探して、チームに貢献されていました。

最後まで食らいついた生徒さんからは「成長できた！」という嬉しい声を聞くことができました！

 

◆作品発表当日

◾️最後の追い上げ！

小田急電鉄さんからお題が発表されてから２週間が経ち、作品を発表する時がやってきました！

作品提出は１５時までなので、朝から現地に集まり、１５時までになんとか完成させようと頑張るチーム、最後のブラッシュアップをして作品の質を上げるチーム、プレゼンの練習をするチーム、色々なチームがありました！

 

◾️プレゼン力も重要視！

全チーム作品提出が終わり、いよいよ緊張のプレゼン！！

VRアカデミーでは、多くの生徒さんがXR業界への転職・就職を目的に入学されます。

転職・就職には面接(自分自身をプレゼンする)力が必須になります。

そのため、プレゼンのコツや考え方などをレクチャーする授業もあります。

もちろん、今回のハッカソンのプレゼンも大きな評価材料になります。

 

工夫を凝らしたプレゼンが多くありました！

特に、以下の写真のチームのプレゼンはユーモアがあり、双方向のコミュニケーションがあり、会場の心をしっかり掴んでいました。

 

◆結果発表！！

プレゼンが無事に終わり、審査員が全チームの作品を体験し、厳正に審査しました。

ここでは受賞作品を紹介します！

 

◾️XRハッカソンTA賞【タイム警察】

 

◾️XRハッカソン審査員賞【銀玉英雄伝】

 

◾️XRハッカソンNEUU賞 優秀賞【いとお菓子】

 

◾️XRハッカソンNEUU賞 最優秀賞【ニューレトロだるま落とし】

 

NEUU賞の優秀賞、最優秀賞を受賞した「いとお菓子」と「ニューレトロだるま落とし」はNEUUにて体験することができます！

VR開発学習中の生徒さんが２週間で作り上げた作品がどんなものか気になる方は良かったら新宿のNEUUに遊びにきてください！

 

◆まとめ

受賞できたチームも、できなかったチームも最後までやり抜いたことで成長に繋がったのではないかと思います！

特に受賞できなかったチームの１人から
「使ったことがない技術での開発に挑戦して、成長することができた！」と感想をもらえたのが印象的でした！

実は、私も１年半前にVRアカデミーの生徒としてXRハッカソンに参加しているのですが、当時に比べて今回は、より多くのチームがちゃんと最後まで問題なくプレーできる形にまで仕上げることができていました！

振り返ってみると、準備期間の打ち合わせやメッセージのやり取り回数などが格段に増えていて、生徒さんの熱量が年々高まっているから、短期間でここまでのクオリティの作品を作ることが出来たのではないかなぁと感じました！

 

◆〜これからの受講を考えている方へ〜　

VRアカデミーオススメの講座・コース紹介

VRアカデミーではVR・AR開発を学びたい様々な年齢、スキルの方を対象に、目的に合わせたコース選択が可能になっています。その中で今、最もオススメしたいコースを紹介します。

★【UnityVRチャレンジ(2024年1月21日開講)】

UnityVRチャレンジは、最新VRヘッドセットである Meta Quest 3 を活用した最新VRアプリ開発について学習出来る完全オンラインの講座です。更にAIを活用した最新開発手法も学習することができます。

受講申込みでもれなく74800円のMeta Quest 3 がついてくるこの講座の詳細は
下記URLから！！

https://vracademy.jp/course/unity-vr-challenge/

オープンキャンパス・個別相談会の紹介

VRアカデミーはスキルアップや新規事業の創出。またはVRコンテンツ開発企業に就職・転職を目指す様々な方の目的を支援しています。

生徒には様々なバックグラウンド・年齢層の方もいらっしゃいますので是非一度オープンキャンパスや個別相談会に参加していただくとより詳しい学校説明をご案内しています。

更にオープンキャンパス・相談会参加者には特別割引を実施中！是非お気軽にお申し込みください。

【土曜日開催】オープンキャンパス

開催日：毎週土曜日

時　間：60〜90分 (11:00〜18:00)

日　付： 毎週土曜日（下記リンクの予約表を確認してください）

場　所：新宿区西新宿1丁目5-11.新宿三葉ビル1F「NEUU」(新宿駅西口から徒歩3分)

※詳しくは申込み時にメールにてご案内させていただきます。

参加申込⇒https://vracademy.jp/opencampus/

【平日10:30～21:00】オンライン個別相談会（現地相談も可）

開催日：平日の月〜金曜日開催

時　間：60〜90分 (10：30〜21:00)

参加申込⇒https://vracademy.jp/freesession/

平日月〜金曜日にオンライン個別相談会を開催しています。

また、より詳しく説明を聞きたい方や卒業生の開発したVRソフトを体験会したい方は、

是非オープンキャンパスにお越しください。