弱点があるのは当然、自分が出来ることを1歩先でも伸ばしていく

2018年8月25日に行われたVRフェス「HELLO VR SHIBUYA!」にて、見事VRアカデミー賞を受賞されたエキスパートコース第3期生、鹿野 綾香さんにインタビューをおこないました。

VRに興味を持ったきっかけは?VRアカデミーはどんなことが学べたのか?そして将来の目標など、気になる内容を聞いてみました。

はじめに鹿野さんの今までの経歴を教えてください。

はい。私は亜細亜大学法学部法律学科を卒業したあと、IT系の会社に就職しまして、そこで主に遊技機の開発等を携わっていました。その後転職し、映像部に入りまして、映像の勉強をしながら制作進行を主にやらせて頂いています。

プログラミングは就職してから学び始めたのですが。実は当時、いろんな会社に興味があってうけていたんです。その中でIT系の会社に内定をもらって、たまたま配属されたのが遊技機をやっている場所だった感じです。なのでプログラミングを学びはじめたのもその頃からになります。

VRを知ったきっかけはVTuberから

VRを知ったきっかけはなんだったのでしょうか?

VRとの出会いは、今年の年始(2018年1月)にバーチャルユーチューバー(以下VTuber)っていう存在を知りまして、そのVTuberをやるためにはVRを使ってモーションキャプチャーをしているらしいというのを知ったのです。VRって聞いたことあるけどやったことないなぁと思いまして、なら体験してみようと思って秋葉原のツクモさんにVRの体験をしに行ったのです。

その時、たまたま店舗で配布されているVRランナー(VRを牽引するトップランナーのインタビュー誌)を見てVRアカデミーを知って、これは行っちゃおうと思いまして説明会を予約してそれから入学してしまいました(笑)

では別にVRではなくてVTuberを作るための技術を学びたいと思って入学したのでしょうか?

いや、そこまでは特に考えていなかったです。VRってなんだろうという感じで。

では結構軽い感じで入学されたのですね。

そうですね。今までVRを体験したことがなかったですし、
でも入ってみたら単純にVRを学ぶことが楽しかったです。

入学して2ヶ月で自分が作りたいものの実装イメージが出来るように

実際に入ってみていかがでしたか?

はい。VRアカデミーは授業が結構詰め込みなところがあるじゃないですか。自分は追い込まれたらやるタイプだったので、そこで集中してコンテンツを作ることに集中して勉強して。

その結果Unityを使うことに凄く慣れたっていうのが大きかったです。受講前に何度かUnityを少し触った経験はあったのですが、毎回どういう感じで作ろうと思ったときに、調べてから作っていくというのをやっていたんですけど、その調べる頻度が減っていって、だんだん頭の中で作りたいものの実装イメージが思い浮かんで、じゃぁこの内容はこんな方法でやろう。というのが思いつけるようになったんです。

それは入学してからどれくらいで出来るようになりましたか?

入学してからですと、ハッカソン(VRアカデミーで行われる全コース合同の短期間開発イベント。入学後3ヶ月目でおこなわれる)のあたりで出来るようになってきました。大体2ヶ月くらいです。

授業の日以外も勉強されていたのでしょうか?

そうですね。勉強していました。ただそれは毎回課題があったので、それをちゃんとやっていこうという気持ちで望んでいたんです。その課題をクリアするための勉強をはさみながらやったことが大きかったと思います。

 

映像制作の人とエンジニアの間の橋渡し役になりたい

鹿野さんの今後の夢やVisionを教えてください。

私の目標は、ゴリゴリのエンジニアというよりは、コードも書けるし映像制作も分かるというような人です。実際現場だと映像の人がこうしたい。というと、エンジニアの人がそれは出来ない。という場面が結構あって、そういうところの橋渡し役になりたいと思っています。

ただ、ものづくりも好きなんで、完全にそこに向けて行きたいかって言われると悩みどころではあるんですけど。でもやっぱり1つに特化するというよりは全体を知って、チームが滑らかにコンテンツを作っていけれるような人になりたいです。

 

弱点があるのは当然、自分が出来ることを1歩先でも伸ばしていく

最後に先輩としてメッセージをお願いします。

私って弱点が、映像的なビジュアル面を良くするであったり、CGコンテンツを作るとか、そういうところが弱いんです。
ハッカソンで悔しい思いをして、VRフェスで授与されるVRアカデミー賞(フェス当日、参加した体験者の方に好きな作品に投票をしてもらい、最多投票数の作品に授与される賞のこと)を取りたいと思ったときに、じゃぁ自分はどうやったら勝ち抜いていけるんだって考えたんです。
その時考えたのが、体験するお客様に喜んでもらうには何もコンテンツの面白さだけじゃないと考えました。実際に展示の方法とか、どんな風にお客さんに説明したらいいかとか、そういうところも気にしながらやってみたんです。その結果で賞がとれたと思っているんですね。
体験を案内している鹿野さん
やっぱり弱点があるのは当然だと思います。なら自分が出来ることで、何か一歩先に登れるものがあればそこを目指して掴んでいくってことがより良いコンテンツを作っていくための1つの足がかりなんじゃないでしょうか。
そう私は思っているので、開発中、弱点で心が折れそうになったときもあるんですけど、やっぱり自分に出来るその一歩を大切にすることがコンテンツを作る上で大事なことなんじゃないのかなぁって思っています。
VRアカデミー エキスパートコース
第3期生 鹿野 綾香 さん



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