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弱点があるのは当然、自分が出来ることを一歩先でも伸ばしていく!

2018/12/22

2018年8月25日に行われた第3回VRフェス「HELLO VR SHIBUYA!」において、見事VRアカデミー賞を受賞されたエキスパートコース第3期生の鹿野 綾香さんにインタビューしました。

VRに興味を持ったきっかけは?VRアカデミーはどんなことが学べたのか?そして将来の目標など、気になる内容を聞いてみました。


目次

|大学卒業後、就職するまでプログラミングは未経験

ーはじめに鹿野さんの今までの経歴を教えてください?

鹿野:私は亜細亜大学法学部法律学科を卒業した後、IT系の会社に就職して、そこで主に遊技機の開発を携わっていました。その後転職し、映像部に入りまして、映像の勉強をしながら制作進行を主にやらせて頂いています。

プログラミングは就職してから学び始めたのですが、実は当時、いろんな会社に興味があって受けていたんです。その中でIT系の会社に内定をもらって、たまたま配属されたのが遊技機をやっている部署だったんです。ですのでプログラミングを学びはじめたのもその頃からになります。

|VRを知ったきっかけはVTuberから!

ーVRを知ったきっかけは何だったのでしょうか?

鹿野:VRとの出会いは、今年の年始(2018年1月)にバーチャルユーチューバー(以下VTuber)という存在を知りまして、そのVTuberをやるためにはVRを使ってモーションキャプチャーをしているらしいというのを知ったのです。VRって聞いたことあるけどやったことないなぁと思いまして、なら体験してみようと思って秋葉原のツクモさんにVRの体験をしに行ったんです。

その時、たまたま店舗で配布されているVRランナー(弊社のVRを牽引するトップランナーのインタビュー誌)を見てVRアカデミーを知って、これは行っちゃおうと思いまして説明会を予約してそれから入学しました(笑)

ーでは別にVRではなくてVTuberを作るための技術を学びたいと思って入学したのでしょうか?

鹿野:いや、そこまでは特に考えていなかったです。VRってなんだろうという感じで。

ーでは結構軽い感じで入学されたのですね?

鹿野:そうですね。今までVRを体験したことがなかったですし、
でも入ってみたら単純にVRを学ぶことが楽しかったです。

|入学して2ヶ月で自分が作りたいものの実装イメージが出来るようになりました!

ー実際に入ってみていかがでしたか?

鹿野:はい。VRアカデミーは授業が結構詰め込みなところがあるじゃないですか(笑)。自分は追い込まれたらやるタイプだったので、そこで集中してコンテンツを作ることに集中して勉強しました。

その結果、Unityを使うことに凄く慣れたっていうのが大きかったです。受講前に何度かUnityを少し触った経験はあったのですが、毎回どういう感じで作ろうと思ったときに、調べてから作っていくというのをやっていたんですけど、その調べる頻度が減っていって、だんだん頭の中で作りたいものの実装イメージが思い浮かんで、じゃぁこの内容はこんな方法でやろう!というのが思いつけるようになったんです。

|それは入学してからどれくらいで出来るようになりましたか?

鹿野:入学してからですと、ハッカソン(VRアカデミーで行われる全コース合同の短期間開発イベント)のあたりで出来るようになってきました。大体2ヶ月くらいです。

ー授業の日以外も勉強されていたのでしょうか?

鹿野:そうですね。勉強していました。ただそれは毎回課題があったので、それをちゃんとやっていこうという気持ちで望んでいたんです。その課題をクリアするための勉強をはハサみながらやったことが大きかったと思います。


 

|映像制作の人とエンジニアの間の橋渡し役になりたい!

ー鹿野さんの今後の夢やヴィジョンを教えてください?

鹿野:私の目標は、ゴリゴリのエンジニアというよりは、コードも書けるし映像制作も分かるというような人です。実際現場だと映像の人がこうしたいというと、エンジニアの人がそれは出来ない。という場面が結構あって、そういうところの橋渡し役になりたいと思っています。

ただ、ものづくりも好きなんで、完全にそこに向けて行きたいかって言われると悩みどころではあるんですけど。でもやっぱり1つに特化するというよりは全体を知って、チームが滑らかにコンテンツを作っていけれるような人になりたいです。


 

|弱点があるのは当然、自分が出来ることを一歩先でも伸ばしていく!

ー最後にこれから入学する方々へメッセージをお願いします?

鹿野:私って弱点は映像的なビジュアル面を良くすることであったり、CGコンテンツを作るとか、そういうところが弱いんです。
ハッカソンで悔しい思いをして、VRフェスで授与されるVRアカデミー賞(フェス当日、参加した一般参加者の方が選ぶ作品投票により最多投票数の作品に授与される賞)を取りたいと思ったときに、じゃぁ自分はどうやったら勝ち抜いていけるんだって考えたんです。
その時考えたのが、体験するお客様に喜んでもらうには何もコンテンツの面白さだけじゃないと考えました。実際に展示の方法とか、どんな風にお客さんに説明したらいいかとか、そういうところも気にしながらやってみたんです。その結果で賞がとれたと思っているんです!
体験を案内している鹿野さん
鹿野:やっぱり弱点があるのは当然だと思います。それなら自分が出来ることで、何か一歩先に登れるものがあればそこを目指して掴んでいくってことがより良いコンテンツを作っていくための1つの足がかりなんじゃないでしょうか?
そう私は思っているので、開発中、弱点で心が折れそうになったときもあるんですけど、やっぱり自分に出来るその一歩を大切にすることがコンテンツを作る上で大事なことなんじゃないのかなぁって思っています。
VRアカデミー エキスパートコース
第3期修了生 鹿野 綾香 さん

ー編集後記ー

鹿野さんは、Vアカ・オーディションで審査員である企業の方からお声が掛かり、第3期VRエキスパートコース修了後、めでたく転職が決まりました!現在、1つの目標であったVTuber制作に携わる仕事で大活躍しています!鹿野さんの更なる活躍が楽しみですね(笑)〆