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VR開発の魅力=全く新しい物語体験のデザインができる!

2019/12/23

4月VRアカデミー5期生としてVRエキスパートコースに入学し、8月の第5回VRフェスにて見事に“VRアカデミー賞”を受賞した松岡さんにインタビューを行いました。何故VRアカデミーに入学しようと思ったのか。そして入学して何を得られたのか?を伺いました!


<松岡さんのプロフィール>
XR開発エンジニア兼フリーランスWeb/ローカライズディレクター。
翻訳会社と広告代理店で編集・ディレクターとして勤務し、2017年に独立。
海外でRubyを使用したWebアプリケーション開発を学び、帰国後VR開発を学ぶ。
現在は、スタートアップでフルリモートのWebディレクターをしながら、
都内で物語体験を重視したARコンテンツの企画・開発に従事。
新しい時代に必要とされる、新しい物語の形を模索中。

目次

|短期で学べて、3回の作品発表の機会があるのが魅力!

ー松岡さんが VRアカデミーに入学しようと思った理由は何ですか?

松岡:もともと表現したい物語と世界観があって、それを実現するために何の技術を習得すべきか色々な人と話すうちに、VRに辿り着きました。
自分の年齢と経歴を考えると、この業界に飛び込むには早く現場で経験を積むことが重要だと思っていたので、長々とスクールに通うつもりはありませんでした。VRアカデミーは、2年間や4年間のような長期のスクールではなく、長くても1年の講座で作品制作に必要な知識をひと通り学べること、作品を作って発表する機会が複数あることに魅力を感じて通うことにしました。

|最新のOculus Questの実機での開発を実践的に学べた!独学でやっていたらめげていたかもしれません…。

ーVR アカデミーに入学したことでどのような技術を取得出来ましたか?

松岡:VRアカデミーに入学する前は、Unityは本や公式チュートリアルで独学しただけだったので、UnityやC#に関してはほぼ全てVRアカデミーで習得しました。特にライティングやポストエフェクトなど絵作りについて学んだことが作品制作に生きました。授業では、Oculus Questを使用して開発をしましたが、ビルド時に大量にエラーが出ることがあって、独学でやっていたらめげていたかもしれません…。Oculus Questの実機での開発を実践的に学べたのも良かったです。

 
 

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『Once Upon a Time in VR/ワンスアポンアタイム ・イン・ VR』

~物語形式の性格診断をVR空間で行う体験型の性格診断コンテンツ
 

|卒業後も技術面で、困った時に相談できる仲間がいる!

ーVRアカデミーに入学したことで良かったこと、または得られた事があれば教えて下さい?

松岡:将来的には実装よりも企画やディレクションをしたいと思っているのですが、VRアカデミーでは半年の短い受講期間のなかでも作品制作を通してVRコンテンツ制作のフローを学んで実践することができたので、全体の工程を俯瞰することができてよかったです。また、エキスパートコースの同期生から作品のアイディアを聞いたり、実際に体験させてもらう中で、自分にない視点を吸収することができました。
VR/AR開発はネットや書籍の技術情報がまだ充実していないので、卒業後も技術面で困った時に相談できる仲間がいるのはとても心強いです。

|VR酔いへの対策と、最適化はVRコンテンツを開発する上で本当に重要なスキルだ!

ーVR ソフト開発を学習する上で、是非学んだほうが良いこと、大事なポイントがあれば教えて下さい?

松岡:作品を作るなかで、VR酔いへの対策と、最適化は本当にVRコンテンツを開発する上で本当に重要なスキルだと感じたので、よく学んだ方が良いと思います。特に世界観を作り込みたい方は処理落ちと戦うことになると思うので…。
それから、企画段階でよくアイディアを練ることをおすすめしたいです。その視点・発想・表現が業界にとって新しいか、VRである必要性があるか、自分の得意を生かせているか、など。

|VR開発の魅力=全く新しい物語体験のデザインができる!

ー松岡さんにとってVRコンテンツを開発する魅力は何ですか?

松岡:私はもともと作りたい作品があり、それに最適な手段としてVR開発を学びました。HMDの中にひとつの世界を作り上げ、一人称視点の視覚表現ができることが私にとってのVR開発の魅力でした。まったく新しい物語体験のデザインができると思いましたし、今も形にしたいアイディアが沢山あります。
VR開発を学ぶ前は編集の仕事をしていたのですが、テクノロジーの進歩と社会の変化が早すぎるのに対して、編集という仕事には大きな変化がなく停滞している、長い目で見ると縮小している業界、という感覚が不安でした。だから、XRのようなこれから伸びていく最先端の業界に関わっていること自体がとても刺激的で、表現手法や実装方法など悩むことも多いですがそれすら楽しいと感じています。

インタヴューありがとうございました。今後の松岡さんの物語づくりが楽しみです!

 

インタヴューを終えて感じたことは、

松岡さんは、4月からVRエキスパートコースに入学、全授業に休まず参加し、とにかく真面目に熱心に取り組んでいました。参加自由のオプション講座の際も自習室で一心に修了作品制作に取り組んでいた姿を思い出されます。その取り組み企画が今回VRアカデミー賞を受賞した作品です!

 

そこで、なぜ松岡さんがVRアカデミー賞を受賞出来たのか?を考えてみました。

1つめは、「人生の明確なビジョンをイメージして、挑戦していること」

松岡さんは、新しい物語を作り出したい!という夢を持ち、スーツケース一つで東南アジアに旅立ち、学び仕事にチャレンジした結果、VRに出会いました。凄いチャレンジ行動力です。

2つめは、「与えられた学びのステージを出会った仲間と共に真面目に取組んだこと」

男性エンジニアのチームメンバーの中でも笑顔でポジティブに、アイデア出し続ける姿勢と発想力。

3つめは、「修了制作作品をVRフェス発表の最後までやり抜いて完成させたことこと」

全ての学びのステージを最後まで諦めずにやり遂げる力(=GRIT)にあると感じました。

松岡さんの今後の新しい物語づくりのチャレンジが楽しみです(笑)

 

VRアカデミーは、参加した学生の皆さんが新たな夢を描き、そしてそのビジョンが実現できる学校(Vision Reality Shool)を目指しています!